トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

プロダクト以外

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エバーノートの創業者は以前に「インターネットの時代においてはいいプロダクトさえあれば自ずと広まるのでとにかくプロダクトに集中するべきだ」といった旨の発言をしていた。一方でハーバードビジネススクールマーケティングの教授は「Good product is not enough」と述べていた。

 

もちろんプロダクトの性質によっても異なるだろうけれど私自身は考えとしては後者である。どんなにプロダクトが良かったとしても大半の場合、それだけでは不十分であると思っている。それはプロモーションかもしれないしチャネルかもしれないがやはりプロダクト以外にも戦略的な変数は多くの場合存在する。

 

消費財などでは(プロダクトやプロモーションも大事だが)棚の確保は極めて大事である。これは言い方を変えると「いい棚さえ抑えられれば多少プロダクトが悪くても売れる」とも言える。これは雑な考えではあるがいい棚を確保すれば確率論的に売れる側面があるために、プロダクトやプロモーションにお金を掛けるよりも棚確保にお金を掛けた方がいい場合もあるだろう。もちろんいい棚を取るためには製品そのものが良くないといけないが、場合によってはそれだけではない。棚で映えるだけのSKUを揃えることであったり、在庫を持つことであったり、正しい購買担当者に営業することだったり、といい棚を確保するためにはプロダクトだけでは解決しない側面も多い。

 

どうしてもプロダクトに目がいきがちだが、プロダクト以外の要素にも目を配るべきなのでる。