トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

優秀な学生たち

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SNSなどのネット上で「この学生は優秀だなあ」と思えるような人をたまに見かける。そしてそのような人を5-10年単位で定点観測していると人気企業に就職し、そこであっという間に昇進していったり、あるいは面白いスタートアップを立ち上げたりあるいは事業責任者に就いたりしていることが多い。私が所属するファームに入社してくる新卒でも突出して優秀だと思える人でも同様である。(最近は特に起業する人が多い。)さらにスタートアップを経営している人たちの中には優秀な学生であればアルバイトであってもかなりの戦力になると考えて積極的に採用をしているような人たちもいる。

 

以前に自分の精神が老いないためにもある程度の年齢に達したら多少意識的に若い人たちとも付き合うことを考えたほうがいいといったことを書いた。しかしそれだけでなく(打算的ではあるが)優秀な学生たちと付き合えば、僅か数年後には彼ら・彼女らがかなり面白い活動をする可能性が高いのでありこれは良質の刺激を得る上では案外重要ではないかと思えるのでる。もちろん業界やテーマによってはある程度シニアにならないとほとんど影響を与えられないような領域もあるが、それでもやはりかなり若い人でも実力さえあれば一人のビジネスパーソンとして影響を与えられる機会はかなり増えてきていると言っていいだろう。そのように考えると(先ほど述べた通りこれはとても打算的・利己的な考えではあるが)優秀な学生たちと付き合うことは時間投資という意味で非常にROIが高いのではないかと思われる。

 

私自身を振り返っても、自分自身がどれだけ優秀だったかはわからないが学生時代から何人かのコンサルティングファーム出身の起業家には目を掛けてもらい色々と学ばせて貰う機会に恵まれたが、一方でそのうちの何人かに人たちに対してはその後はかなりのお返しをできたとも思っている。逆の例もある。しばらく前にネットで面白い発信をしていた学生を何となく覚えていたら、その後この(元)学生は私が興味を持っている分野で起業をし最近になってその(元)学生と知り合い色々と私が大いに刺激を受けているといったことも出てきている。

 

学生というとどうしても社会人としての常識が足りないことも多く、また色々な物事に対するコミットメントレベルも低くどうしても頼りなく見えることが多い。しかしそれでも特に優秀な人たちであれば今の時代であれば思っているよりもかなり短い期間で面白い活動をすることも多いのであり、打算的に考えてもこのような人たちと学生時代から付き合っておくのは悪くないのではないかと最近思っている。