トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

クライアント企業との理想的な関係

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特にアクションに結びつかない話。

 

私がアソシエイト時代から付き合いのある会社がある。当時、ザ・クライアント(プロジェクトの依頼主)であった人は当該企業の取締役になりたての事業本部長で8人ほどいた取締役の中では最も若手であった。この事業本部長はその後は順調に出世し、今では会社の副社長になり年齢などを考慮すると次の社長になることはほぼ間違いないと見られるし、本人もそのように思っているようである。そのため社長になってからの構想などの議論にも非公式な形でわずかながら加わらせて貰っている。

 

この間に私自身もある程度昇進しており、最近ではマネージャーになりたての人にも色々と仕事を手伝って貰っている。一方で先方もこの副社長が「エース」と称する部下を何人か紹介して貰い、その方々とも仕事をしている。この部下のうちの何人かは最近の人事では最も利益を出す事業の本部長となっており、これはちょうど私が初めてこの副社長と初めて会ったときと似た立場にこの部下もなっている。そしてやはり年齢やこれまでの立場、当該企業の過去の人事を考えればこの新任の本部長も次の次の社長になることもかなり可能性が高いように見える。

 

クライアントとコンサルタントがそれぞれの組織で昇進しながら次の世代を巻き込みながらクライアント企業の事業にお互いの立場で貢献していくというこの関係性はある意味でコンサルティングファームとクライアント企業という関係性という観点ではある種、理想的だと思っている。この仕事をするにあたってはこういった関係を構築することを目指したいと思っている。