トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

消去法

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論理展開にはいくつかの型があるが私は消去法はビジネスの場では理屈として弱いと思っているし原則として使うべきではないと思っている。数学のような厳密な論理の場合であればある可能性が成立しなくて唯一残っている可能性が正しいというのは論理的に正しいが、ビジネスの場においてはそのような理屈が成り立つことはまずない。ある選択肢が成り立たないことは言えたとしても、残っている選択肢が正しいとは限らずもしかしたら全ての選択肢が成り立たず、違う次元で物事を考えなければならないような場合も多い。

 

消去法を使うのではなく他の可能性は潰した上で残った選択肢を採るに当たってもあくまでもそれが成り立つ(かもしれない)理屈を説明しそれを選ぶという論理構成にするべきなのである。そしてもしも残っている選択肢が本当に成り立つかの確証を持てないときは以前に何回か述べた”What you need to believe”、つまり「もしこの理屈が成り立つために信じなければならない前提」を明らかにするべきなのである。

 

これらはもしかしたら一見当たり前に聞こえるかもしれないが案外このような理屈が採られていることは多いように思える。ビジネスの場では消去法は使うべきではないのである。