トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

手裏剣式プレゼン

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社外の人に対して会議をする場合、コンサルティングファームだと数十ページの資料を冊子にして人数分印刷するという方法が一般的である。(プロジェクター投影方式はまた別である。)

 

ただこの他に一部の人たちが「手裏剣方式」と呼んているやり方もある。これは議論の流れに合わせて関連するページを1枚ずつ手渡しで小出しするという方法である。これは初めてやると違和感があるが、案外、トップマネジメントと議論する場合は状況によっては非常に有効な方式である。

 

この方式だと一方的にプレゼンテーションをするのではなく、議論の流れに応じて適切な内容を適切なタイミングで出せる、という柔軟性がある。また人によっては資料を丸ごと渡すと先のページを読み始めて議論に集中しないという場合があるが(そうなった時点でプレゼンテーションが良くなかったともいえるが、人によってはどんなに良いプレゼンをしても先を読み始める人もいるのもまた事実である)、手裏剣方式だとその心配もない。

 

また副次的にはこの方式だと本当に鍵となるスライドは何か、とも考えるようになるため思考が深まるという効果もある。

 

特にシニアな人に対してプレゼンではなく議論をする場合は、このような方式を採るのも一案である。