トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

自己評価・他者評価、コンサルティングと”ビジネス”

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以前にある同業者の人が「自己評価と他者評価の違いにどのように向き合うべきか」、「コンサルティングコンサルティング"ビジネス"をどのようにバランスさせるべきか」というようなことを話題に挙げていた。これらは一見全く異なるテーマに見えるが実は根本では一緒である ― より正確には解の方向性は同じである ― と思っている。

 

私はナイーブに聞こえるかもしれないが評価に関してもコンサルタントが出す付加価値に関してもどちらも「正しいことをすれば正しく評価される」と思っている。つまり評価でいえばファームは(短期的にはともかく長期的には)評価されるべき人が評価され、評価されないべき人は評価されず、またコンサルティングに関しても同様にコンサルタントがクライアントに対して付加価値を提供していれば自ずと繰り返し依頼されるようになると思っている。

 

もしもこの前提に立つならば行動指針は明確となる。評価に関してはもしも自己評価に比べてファームの評価がが低いと思ったのならばそれは自己評価が高すぎると考えるべきでありファームの意見に耳を傾けるべきなのである。コンサルティングプロジェクトに関しても同様で継続受注などは考えずにクライアント企業に対する付加価値の最大化に専念するべきであり、もしも何らかのトレードオフに直面したとしても迷わずに付加価値の最大化を優先するべきなのである。そしてこれらに関してそもそも迷うこと自体が時間の無駄と考えるべきなのである。

 

もちろん現実には小手先芸というものは存在するとも思っているし、これらの考えがナイーブであるということも否定しない。小手先の技によって結果が変わったり「いいとこどり」したりすることはないとは言わない。しかし重要なのは原理原則 ― 英語でいうところのプリンシプル ― を持つことが大事であり何か迷ったことがあるとしたらそれに立ち返るべきであると思っている。それさえあれば迷いはなくなるし、何よりも心が楽になるのである。

 

何事も原理原則を持っていると強いのである。