トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

人対人

スポンサーリンク

ジュニアとしてこの業界で働き始めたときはシニアメンバーは皆、とても「偉く」みえた。もちろん彼ら・彼女らは単に肩書きの問題だけでなく各自がそれぞれそれに相応しい実績を挙げてきたようにも映った。そしてそれを達成するのは簡単なことではなく、昇進や肩書きがゴールではないとはいえ、シニアメンバーは「何かを成した人」であると見えた。

 

そのため彼ら・彼女らは皆、健全な自信があり、他者から悪くいわれようが良くいわれようが根本的には特に気にならないし、極端にいえば当時の自分のようなジュニアは「眼中になく」ジュニアがどう思おうと関心ないだろうと思っていたし、その前提で動いていた。

 

しかし自分自身がそれなりの年数この業界に所属し、ジュニアとは言えない年次になってみると全くそのようなことはないことを強く実感している。結局のところ、どのような肩書きになろうが根本的には大学生くらいの頃と性格や考え方は変わらないのである。結局のところ、人は人であり肩書きはあまり関係ないのである。そして人に良く言われればどんなにジュニアな人からであっても嬉しいものであり、褒められて気分の悪いものではないし、逆に悪く言われると落ち込むものである。もちろんこれはプロフェッショナルファームで働く人に限らず、どんな人にも当てはまる筈である。

 

コンサルティングファームで職位が上がるとやがて大企業の経営者との関係構築をする必要が出てくるが、そのときも(少なくとも自分は)どうしてもシニカルに「大企業の経営者からすると『業者』のお兄ちゃんからどう思われようと構わない」と考えがちだが、上記のような理由から必ずしもそうではないことを実感する。やはりクライアントとコンサルタントの関係であっても根本は人と人の関係なのである。

 

人間関係を構築する上ではそんなことは頭に入れておいて損はないだろう。