トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

言語化の習慣

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仕事をする上でコミュニケーション能力が大事である、という話はよく言われる。これが重視される背景は、結局のところ、大半の仕事は複数の人と一緒に仕事を進めるため、正しいときに正しい人に正しい情報を伝達する必要があるからだと私は理解している。そして仕事におけるコミュニケーションは言語を用いるため、効率的かつ効果的なコミュニケーションを行うためには、物事を正しく言語化することが求められる。

 

そのため私は仕事をする上では自分の考えも常に言語化する習慣を身につけておくことが極めて大事だと思っている。その時点では他人と概念を共有する必要がなかったとしても、いつ何時訊かれても大丈夫なように極力思考は言語化しておくべきだと思っている。なぜ自分がこのように考えたのか、そもそも自分はどのような考えを持っているのか、などは直感的に理解していても、習慣的にそれを(コミュニケーションの発生以前に予め)言語に落とし込んでおくことでコミュニケーションは円滑になる。

 

これは人によってはそれなりに苦痛なことであることも理解している。過去のエントリで何回か書いている通り人間にはそれぞれ思考のクセが存在し、人によってはあまり言語化をしない思考パターンの人もいる。そのような人たちにとっては必ずしも自然なことではないかもしれないが、それでも複数の人たちと協業するような仕事に就いている以上は思考の言語化は避けられないだろう。結局のところ論理は(必ずしも深みはないかもしれないが)汎用性の高いコミュニケーション手段であり、論理を展開するための第一歩は概念の言語化なのである。

 

ビジネスの場においては自分の考えを常に言語化する習慣は持っておいて損はないだろう。