トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

自分なりの考え

スポンサーリンク

誰かが3分考えたことを3分掛けて話すのと3年間掛けて考えたことを3分で話すのでは一見同じようなことを話していても説得力が全く異なる、といったようなことを昔言っていた。確かにこれはとても的を得ていると思っている。短い時間であっても深く考えていることに関しては言葉の選び方などで違いが生まれ、結果として迫力が出る。以前にも仕事でそれなりにあるお題について考えを深め自分なりに腹落ちがしたことがあったが、その時から圧倒的にクライアントに対する説得力が増したこともあった。

 

このようにとにかく腹落ちをするまで考えることが大事である。しかし一方で、全ての物事に3年かけていたらいくら時間があっても足りない。(もちろん直接の仕事に関しては時間を使って考えなければならない。)そんな時はある程度汎用性のあるテーマに関して自分なりの考えを深めることが大事だと思っている。例えば「戦略」というテーマは挙げられる。以前にも少し書いたがここ1-2年で自分なりに戦略に対する考えが深まったと思う。それによって会社の事業戦略に関する議論がでたら、たとえその事業のことに関しては十分な時間を掛けて考えを深めていなかったとしてもそれなりに戦略という切り口からは説得力のある知見が提供できるようになったと実感している。

 

このように具体的すぎず抽象的すぎず、くらいの粒度でそれなりに汎用性のあるテーマで自分なりの考えを深めておく習慣を身につけることは悪くないだろう。