トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

大学2年に受けたある講義

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極個人的な思い出話。

 

コンサルティングファームの人の話を初めて聞いたのは大学2年生の時であった。何かの授業でたまたまあるファームの当時パートナーだった人物が担当した1回分の講義に出席したことがきっかけである。基本的にはこのパートナーが歩んできたキャリアと日本のマクロ的な話をしたと記憶しているが、正直、後者に関しては全く覚えていない。このパートナーの話でもっとも記憶に残っているのは彼がファームにアソシエイトとして入社したての頃の話である。彼は入社してしばらくは全くパフォームせずチームからの期待に全く応えられずに苦労していたが、ある時に半ばやけくそになってチームから言われていることを無視して彼自身の考えをまとめ紙に落として社内会議に臨んだところとても評価されたとのことであった。その時、彼は前職では、あるいはファームでもそれまでは、自分の意見を述べるのではなくどちらかというと言われていたことをこなしていただけということに気付いたそうである。そしてそれ以降も「とにかく深く考えて自分の意見を構築する」ということにこだわったところ仕事が楽しくなったとのことである。

 

19歳のときにこの話を聞き、正直、コンサルティングというものが何をやっているのかは全く分からなかった。それどころかこのファームがコンサルティングというものをやっていることすら当時は記憶に残らなかった。ただしこの会社の名前、そしてその会社では「自分の意見を持つために考える」ことが求めれられる、ということは強烈に記憶に残ったのである。

 

それから随分と時間が経ったが気付いたら自分自身もまた縁があってこの会社で働くようになった。そして今はこのパートナーと同じようにやはり自分の意見を持つことにはこだわる日々を過ごしている。