トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

曲線的なスライド

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この仕事を始めて数年してから師匠(のような人;他ファーム出身者)に「これからはもっと曲線を使ったスライドを描くべきだ」と言われた。確かに私の描くスライドは直線的であった。私自身、定量分析は得意だと自負しており、そのため棒グラフなり折れ線グラフなりを使用したりあとは縦・横に軸を切った所謂マトリクス型のチャート(多分業界関係者にしか伝わらない気もする)を用いたスライドを書いていた。これらは確かにファクトの整理などには有効であるが、このようなスライドは概念を伝えるのには適していない。曲線を用いたスライドは必ずしも厳密なファクトベースではなかったりするが、トップマネジメントに対してなんらかの概念を伝えるには適していることが多い。つまり師匠は「概念的なスライドを描くべきである」と言いたかったのである。これ以降は自分なりに適切な場面では概念的なスライドを描こうと意識するようになり、実際にそれによって経営者との議論が盛り上がったこともあった。

 

直線的なスライド、曲線的なスライドの両方を使いこなせるようになるといいだろう。