トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

右手系、左手系

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失敗学という学問が存在する。これは東大工学部の畑村教授が切り開いたものであり、さまざまな失敗の要因分析する学問形態である。その中の一つの発送方法に「右手系、左手系」というものがある。(左右が間違っているかもしれないが)左手系というのは何か望ましくないことが重なって起きたときにどのような結果に陥るのか(=失敗がおきるのか)、と考える思考方法であり、反対に右手系というものは何らかの事故(=失敗)を想定し、それが起きるための条件を考えていき、それが果たして起きうるかを考えるというものである。この名前の由来は左に原因があり、右に結果があり、左手、右手はそれぞれ原因がツリー構造で分解されていく様から取られている模様である。左手系はボトムアップ的な思考方法、右手系はトップダウン的な思考方法ともいえるだろう。

 

この思考法は何も失敗に限らずに有効な考え方だろう。例えば何かビジネスが大成功するための条件を考えてそれを分解していく発想は右手系だし、逆に今取り組んでいる物事が全て上手くハマった結果を考えるのは左手系の発想といえるだろう。

 

このように将来の出来事を想像するときは右手系・左手系、その両面で考えるといいかもしれない。