トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

根底にあるメッセージは何か?

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仕事でさまざまな形のコミュニケーションをしていてつくづく、コミュニケーションにおいては表面的な言語以外の重要性を感じる。一見、言語を用いて何らかのメッセージを伝えたとしても、結局のところ本当に人が受け止めるのは表面的な言語の根底にある非言語化されたメッセージである。そして想像以上に多くの場面で、伝えている明示的なメッセージと非明示的なメッセージが異なることが多い。例えばどんなに言葉を尽くして言語的には丁寧に人に何かお願いをしていたとしても、根底にあるメッセージは「あなたは非協力的で私は嫌いである」「さっさとやって欲しい」といったメッセージがある場合も結構ある。そんな時はコミュニケーションを受ける方も表面上は何かを言ったとしても、根底にあるメッセージはやはり「私に対して攻撃的なあなたは嫌いである」「極力協力したくない」といったメッセージが返ってくることが多い。結局、どんなに言葉を取り繕ったところで根底にある考えは漏れるし、また聞き手も動物的な嗅覚からそれを嗅ぎ取ることができる。

 

これは何だか当たり前のように聞こえるかもしれないが、想像以上にそういったコミュニケーションは見かけるし、(認めたくないが)私もやっている。そして結局のところ、何らかのコミュニケーションで衝突を生むのは、コミュニケーションのどちらか一方または両方が「あいつ、気に入らない」というようなメッセージを出すときである。一旦それが出てしまったら、基本的には殆どコミュニケーションは成り立たないと思ったほうがいいのである。これはビジネスの場だけでなく、日常でも、あるいはネット上でのコミュニケーションでも同様である。

 

何かをコミュニケーションをするときは「幽体離脱」し上空3mから自分を観察し、自分が相手に根底で伝えているメッセージが何かを眺めてみるといいだろう。そうすると驚くほど多くの場合、隠したいと思っている自分の感情に基づいたメッセージを根底では送っていることに気付くだろう。