トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

Noという習慣

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コンサルティングファームではマネージャーくらいになってくると徐々にプロジェクト以外の仕事が増えてくる。それは採用活動であったり、提案活動であったり、知見の構築であったり、オフィスのイベントの切り盛りであったり、研修であったりと幅広い。(余談だがデリバリー、提案、クライアントとの長期的関係構築以外の活動、言い換えるとクライアントに直接関係しない活動を「仕事以外の仕事」と呼んでいる。)特に仕事ができる人であればあるほど、色々な仕事をやらないかと声が掛かる。特にプロフェッショナルファームは指揮命令系統が本質的には存在せず、また明確な職務の範囲などは存在せず、これらの活動も原則としては自主的にやる活動となる。そのため放っておくといくらでも声が掛かる。そのようになってくるというまでもなく、取捨選択が大事になってくる。そして取捨選択とは結局のところ、Noと言えることである。特に世話になっている人に声を掛けられると断りにくい。それをしないとオーバーロードになり、どれもが中途半端になる事態が発生する。たまに戦略とは捨てることである、と言われるが仕事においても戦略が必要であり、やらないことを決めることが大事である。コツは自分なりに長期的なテーマを持ち、それに該当しないものは断ることだろう。

 

Noというのはなれないとある種の勇気が必要である。しかしNoと言える習慣を身につけることは自由度がある程度上がった立場になってくると重要になってくる。