トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

定義にこだわる

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何かを考えたり、意見を発信したりするときは言葉の定義にこだわるべきだと思っている。もちろん使用する言葉全ての定義を考えることは現実的ではないが、キーワードに関しては自分なりの定義が頭の中に入ったうえで使うべきだろう。ここで大事なのは定義を知っていることそのものではなく、自分の頭で考え、自分なりの定義を持つことである。戦略の大家のジェイ・バーニー教授「戦略の定義は戦略について書かれた本の数だけ存在する」といったことを述べているらしい。定義を自分の中で考えるプロセスを経ることでその言葉の背景にある概念(これをある哲学者は「本質」と呼んでいるがそれはまた別エントリにて)が自分の中で腹落ちする。そして腹落ちした言葉を使うと迫力が出て説得力が圧倒的に増す。

 

私自身、最近はこれをかなり意識している。恥ずかしい話だが、これまでは「戦略」、「経営」、「マーケティング」といった単語を曖昧なまま、あるいは過剰に単純化された定義のもと使っていたが、最近はそれぞれについて自分なりに定義を考えて使うようになった。それによって多少は主張の鋭さも増したと思っている。

 

結局のところ、定義を考え腹落ちさせる、という日々の積み重ねが大事なのである。