トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

長期的にフリーランスで働く時の三つの選択肢

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前回のエントリでいくつかのリアクションが出たのでコンサルティングの分野でフリーランスとして働き続けた場合、どのようになっていくのかを書いていきたい。

 

私自身フリーランス時代はアソシエイトクラスの働き方であったため、前回のエントリもデリバリーを念頭に置いた文章であった。またフリーになった期間は二年半と短く、またそもそも始めた段階でもともと自分なりに数年で辞める予定であったためあまり長期的な視点では考えていなかった。しかしもしもフリーランスとして続けていこうと思うと戦略的な判断が求められる。この前提には、シニアになるほど、年齢で言えば30代後半以降は、マネージャーあるいはアソシエイトとしてデリバリーに専念するのは集中力的にも体力的にも厳しくなっている、という考えがある。そのため、40代以降もフリーランスとしてコンサルティングを行うためには選択が迫られる。

 

一つ目はプライマリ案件を主体となり自分自身がフリーランスのマネージャー・アソシエイトを雇いアカウントマネジメントとピッチとデリバリーの品質担保に役割を移行することである。フリーランスでありながらパートナー的な働き方をする方法である。この場合は言うまでもなくプライマリを獲得するための戦略が必要となる。あとありがちなのがグロービスなどでアルバイトするパターンである。これは一度ちゃんと教材を作ってしまい、その内容がちゃんとしていれば、かなり少ない工数で回せるため割はいい。もちろんグロービスの場合は生徒からの評価はシビアに見られるため良質なコンテンツでないと続かなくなる。

 

二つ目は一つ目を更に発展させたものでファームを作ることである。単に一人で仕事をして必要に応じで外部のフリーランスのマネージャー・アソシエイトにデリバリーを依頼するのではなく、マネージャー・アソシエイトを雇って事業としてコンサルティングに取り組むパターンである。場合によっては自分のファームにパートナーも招き入れることも選択肢となる。このパターンではコンサルタントでありながら経営コンサルティング事業を経営する経営者になる道を選ぶことになる。

 

三つ目はコンサルティングを日銭稼ぎの「アルバイト」と割り切り引き続き下請けとしてデリバリーに専念するパターンである。この場合は、どちらかというと他にやりたいこと(スタートアップの事業など)があるが、それが安定するまでの手段としてデリバリーを行うのである。これはこれで50%稼働でもマネージャーで単価10万円としても1,250万円は稼げるので、それで生活を賄い、事業の立ち上がりを待つことは十分に可能である。(ただ個人的には事業を大きくしたいなら一時的に収入は落ちても50%の時間を使うのではなく100%の時間を投入した方がいいとは思っている。)

 

フリーランスで40代以降も続けようと思うと上記の三つの選択肢があると思っている。いずれにも優劣はなく、あくまでも趣味の問題であるが、もしも長期間、フリーランスをしようと思う場合は将来的にはどれを目指すかは考えるべきだろう。