トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

職位は後から付いてくる

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コンサルティングファームは一般的に職位は5-6段階に分かれており、それぞれ担うべき役割が大まかに存在する。しかし(少なくとも私が所属するファームの場合)大抵公式に昇進する半年から1年くらい前には既に事実上、次の職位に近い役回りを行なっており職位は後追いする形になっている。アソシエイトであれば実質プロジェクトマネジメントをやっているし、マネージャーもある程度の年次になると複数のプロジェクトデリバリーの現場指揮をしたり、プロジェクトの提案をリードしたりするようになる。プリンシパルも同様に、プロジェクトの最終責任・品質保証を担ったり、シニアなクライアントとの議論をリードするようになる。

 

そのため重要になってくるのは肩書きに捉われずに、準備が自分の中で整ったと思ったら「自分は〇〇(次の職位)である」と自身を定義して、そのように振る舞うことが必要だと思っている。もちろんスタンドプレーは避けるべきではあるが、マインドセットとしてはそのように考え・行動するべきである。プロフェッショナルファームは構造上、融通が効き、ルールは殆ど存在しないので、そのような心持ちを持てば想像しているよりもはるかにできることが多いことに気付く。そしてそのように考え・行動すると職位は後から勝手に付いてくるし、何よりもそのように振る舞うとできることの範囲が増えて単純に楽しくなる。逆にそれを楽しいと思えなかったら、それはまだ次の職位に移る準備ができていないことの証左であるといえるだろう。

 

大事なのは肩書きではなく、どのように考え、振る舞うかなのである。そうすれば職位はいずれ後から付いてくる。