トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

キャリアの自由を手に入れる

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当たり前のことではあるが、何かにしがみつかなければならない、と思うことは精神衛生上良くない。常に目の前のことが駄目でも、他にも選択肢があると思えると楽になる。言い換えると自由を手に入れることは大事である。そしてこれもよく言われていることではあるが、キャリアも同様である。

 

若いうち(概ね35歳未満)であれば業界未経験でも一定の学歴、職歴があり真っ当な受け答えができればそれなりに良い条件で転職はできる。(とはいえ真っ当な受け答えが出来る人は案外少なかったりするがそれはまた別の話。)ただ35歳を超えてくると転職が徐々に難しくなり、特に収入の維持・向上をするポジションは少なくなってくる。特に45歳以上で大企業に務める人は想像以上に難しい(らしい)。その頃にはプラベートで何かとお金がかかることが多くなってくるために、徐々に会社にしがみつかなければならなくなることが多くなってくる。結果として、嫌な事も我慢せざるを得なくなり人生が詰まらなくなってくる。

 

そうならないためには当然ながら、とにかく実力を身に付けることが大事である。私自身、特に意識するべきことは、転職するのではなくフリーになっても今と同じ水準かそれ以上は稼いでいけると確信を持っていえるようになっておくことが大事である。もちろん、これは職種によってやりやすい・やりにくいが存在し、経営コンサルティングなどは比較的独立しやすい職業である。頭の片隅に常に「今会社を辞めて稼げるか?」と考えていると、思いのほか思考様式だけでなく行動そのものが変わってくると私は思っている。まず自分の仕事の付加価値を意識するようになり、結果的に高まる。また人間関係も社外にも向く。さらに、ある程度自分の実力に自信が持てるようになったら会社にしがみつく必要も薄れるため、あまり摩擦を恐れずに正しいと思ったことを言えるようになり、結果的に社内でのパフォーマンスも上がるという正の循環も生まれる。

 

私自身、新卒の頃からこのことは明確に意識してきたし、実際に色々な事情から、数年間、会社に所属しないで自分で稼いでいたことがあったし(といっても色々といい加減な稼ぎ方ではあった)、その時は自分の年収は特に下がらなかった。そのためあまり会社にしがみつくという発想はないし、これは自分の精神衛生にも大きく寄与していると思っている。自分の精神を若くしている、といってもいいだろう。またそのような選択肢もある中で今の職場にいるには、今の職場には何らかの目的があると見ることもできる。それは現状を肯定できることであり、このように前向きに考えられるのもいいと思っている。

 

繰り返しにはなるが、これは職種によってやりやすさは異なる。しかしどんな職種であっても、目の前の職場から離れても、あるいはそもそも会社に雇われなかったとしても稼いでいけると思えるようになることは悪くないし、プロフェッショナルとしてはそれを目指すべきだと思っている。