トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

一覧性

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コンサルタントはたまにパワポ屋、紙芝居屋と揶揄されることがある。いうまでもなく(経営)コンサルティングにおいてパワーポイントは単なるツールの一つに過ぎず、パワポを重視するのはナンセンスである。ただ一方で実作業として、特にジュニアであればパワーポイントを扱っている時間は(プロジェクトの形態にもよるが)概して多い。自分自身も(特に戦略系のプロジェクトが多いし好きなので)パワポ屋としてのこだわりはある。

 

それなりの年数を紙屋として過ごしているとA4の紙というものは実は物事を理解する上で最適な形態ではないかと思うようになってきた。理由はその一覧性にある。何らかの情報がA4の紙一枚にフォント14以上(せいぜいフォント12)で情報がまとまっていると全体感を理解しながら頭に入ってくる。全体感というのは(1)何らかの情報の全体像が見えること、(2)構成要素の関係性が把握できること、の二つが担保されていることである。(加えて視覚的に1秒以内に全体像を把握できることも大事だが、それは本エントリからは外れるのでいったん割愛。)全く同じ情報でも複数のページに分かれていたり、電子画面上でスクロールしなければいけないと先の二点が担保されていないため途端に理解できなくなる。

 

同じ情報でも出力方法が異なると理解度合いが全く異なるのである。何らかの情報をまとめるときはとにかく一覧性を意識してみるといいだろう。