トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

組織の変化の裏には圧倒的熱量を持った個人がいる

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企業をはじめとする組織は常に新しい試みを行う。それは新しい製品やサービスを導入することかもしれないし、何かの新しい仕組みを導入することかもしれない。これらは外部から見ていると、この新しい試みの主語は組織名でありあたかも一つの人格であるかのごとく語られる。しかし組織は個人の集合体であり、組織の変化も細かく見ていくと結局のところ個人にたどり着く。


組織は原則としてこれまで実行してきたところを繰り替えし実行し続けることに適した仕組みになっており、なんらかの新しい試み、つまり変化は自然には起きにくい構造になっている。そのため本来組織にとっては自然ではない変化が起きる時は、ほぼ間違いなく誰かが強い意志を持って組織の自然な力学に争って変化を起こしている。特にその変化の幅が大きいい時は圧倒的な熱量を持った個人が居る。これはいわゆる外資系企業の言葉を使うならば、変化を起こすには強い「リーダーシップ」を発揮する人が必要なのである。ある上場株投資(本来は全てROI、リスク・リターンなどの数字に落とし込める世界)のファンドの社長も「投資は気合い。『乱暴者』な投資担当者が必要」と言っていたのも、上記に通じる話がある。またGEで日本人で初めて本社副社長にまで登り詰めた藤森氏もあるインタビューでジャック・ウェルチから「リーダーの仕事とは①変化を起こすこと、②次のリーダーを育てることだ」と学んだと述べていたのもまた上記と近い話だろう。


これは違う見方をすると何か変化を起こそうとしている時に、もしも圧倒的な熱量を持っている個人がいないのならば残念ながら、それは失敗に終わる可能性は高い、とも言える。何か変化を起こそうと思ったら、情熱を持ってリーダーシップを発揮する個人が必要なのである。