トーキョーハーバー

コンサルティングの現場から

クライアントとチームのバランス

スポンサーリンク

私は幸いなことにいわゆる360度評価においてジュニアな人たちからの評価は高い。自分なりに意識していることは色々とあるが、その一つに自分の発言をプロジェクトに関連することとアソシエイトの成長に関連することの二つに明確に分けていることが挙げられると思っている。

 

自分が何かを話すときの80-90%はプロジェクトに関連したこと、つまりクライアントに対する価値提供に関連することを話す。これはもう少し単純には「仕事の話」とも言える。一方で10-20%は仕事の話ではなく、純粋にチームメンバーの成長に貢献するための話をする。これは外資系企業でよく言われるところの「フィードバック」である。チームメンバーが30点くらいの出来のアウトプットを持ってきたときであってもまずはどうやってクライアントに対する価値提供を担保するためにどのようにして100点に直すべきかを議論する。それが一段落した段階でどうすればもっと良くなったか、次からは何をすれば良いかなどのアドバイスをする。またこの考えを運用する際は議論の長さに関係なく、つまり例え数分の会話であっても、一言二言は相手の成長に貢献するためのことを言おうと意識している。

 

これが性格によってやり方は様々だと思うが少なくとも自分にとっては「クライアントの価値提供の議論」と「チームメンバーの成長への貢献の議論」を分けてそのバランスを常にモニタリングするという方式は性に合っているし、汎用性も高いのではないかと思っている。